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| n a t i v e h e a r t s | |||||
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この風穴に 血よ 流れ込まん 瞳の祠に 矢を 放て いとしき ひとの 魂よ 舞いおどり わが身に くずれおちん 火をあがめ 火をおそれ 風にのり 風をとめる なにをも いだけ 読みもせず 読みとれる 書きもせず ことづてる 土をもて その身に 旋律を えがかんと |
あなたには 確かに あったことがある 太古のかなた 風太鼓のなりひびく草原で 涙して かくごする いまひとときで たがいを ときはなち また めぐりあわんと 遥かな ときの渓谷を 指をはなし すべりおりよ |
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